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イシダ
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[2020年5月25日]
「はかりのイシダ」で知られる食品業界向け包装・計量機器世界大手のイシダ(京都市左京区、石田隆英社長)。1893年(明26)創業の日本初の民間はかりメーカーで、3度の戦争、幾多の不況を乗り越えてきた。技術力ときめ細かい営業力で戦後のライフスタイルの変化を捉え、後発のパナソニックやオムロンはじめ大手メーカーとの競争を制し、今日に至る。
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[2020年5月25日]
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渡辺鋳造所
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[2020年5月18日]
1900年(明33)4月創業の渡辺鋳造所(山形市、渡辺利隆社長)。山形鋳物の始まりは約900年前にさかのぼるとされ、山形のモノづくり産業の源流と言われている。同社は山形鋳物の故郷とされる山形市銅町で誕生し、現在は市内の山形西部工業団地内に拠点を置く。当初は鍋や釜などの日用品鋳物に始まり、72年頃から機械部品の生産にかじを切った。渡辺社長は「時代の流れの中で業態転換を図っていった」と当時を振り返る。
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[2020年5月18日]
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巖邑堂
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[2020年5月4日]
和菓子を製造、販売する巖邑(がんゆう)堂(浜松市東区、内田弘守社長)は、2021年で創業150年を迎える。18年には日本橋高島屋(東京都中央区)に厨房(ちゅうぼう)がある店舗を出店した。5代目の内田社長は長く続いた理由として「時代に合ったことをしてきたからではないか」と語る。
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[2020年5月4日]
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SOMPOホールディングス
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[2020年4月27日]
SOMPOホールディングス(HD)は、社員やOB・OGへの聞き取りによって継承すべきDNAを設定している。それは「人のために」と「やり抜く力」の2点だ。同社は顧客や代理店など誰かのために動くことをいとわない精神とともに、高い結束力でまい進する企業文化を強みとする。
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[2020年4月27日]
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岡谷鋼機
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[2020年4月20日]
鉄鋼商社の岡谷鋼機は、2019年に創業350年を迎えた。江戸時代初期に初代の岡谷総助宗治が金物商を立ち上げて以来、鉄鋼や電子部品、海産物など業容を広げてきたが、一貫して一族で事業をつないできた。現在の岡谷篤一社長は13代目になる。
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[2020年4月20日]
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グローリー
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[2020年4月6日]
貨幣処理機大手のグローリーが創業して2020年で102年を迎える。これまで硬貨計数機や、たばこ自動販売機など国産初の製品を次々と世に送り出してきた。当初、下請け仕事の多かった同社が躍進できた理由として、尾上広和会長は「絶えず新しいモノを開発し続けてきた」点を挙げる。
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[2020年4月6日]
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オークマ
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[2020年3月30日]
住宅部材メーカーのオークマ(福岡県朝倉市、大隈賢一郎社長)は、木材を使った内装ドアや造作材などを手がける。福岡県南部を東西に流れる筑後川や周囲を囲む耳納(みのう)連山の恵みを受けて地域に根を下ろし、事業を続けてきた。
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[2020年3月30日]
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白鳥製薬
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[2020年3月9日]
白鳥製薬(千葉市美浜区、白鳥悟嗣〈さとし〉社長)の歴史は、1916年に日本で初めてカフェインの抽出に成功したことから始まる。それまで医薬品の製造に必要なカフェインはドイツから輸入していたが、第一次世界大戦でストップ。国内でカフェインを製造しなければならなくなった。同社は茶葉に着目し試行錯誤の末、抽出にこぎ着けた。創業者である白鳥與惣左衛門氏の「人の役に立つ」ために「挑戦」する精神はDNAとして今も成長の原動力となっている。
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[2020年3月9日]
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桔梗屋
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[2020年3月2日]
桔梗屋(山梨県笛吹市、中丸純社長)のルーツは江戸時代にさかのぼる。そこから、のれん分けを受けて7店あった桔梗屋が第二次世界大戦の空襲で被災。この中で唯一、戦後に再興したのが、「桔梗信玄餅」を主力とする現在の桔梗屋だ。再興した当初の主力製品は、どら焼きやきんつばといった旧来と変わらぬ一般的な和菓子だった。戦後の復興の中、甘い嗜好(しこう)品への需要は旺盛で「昭和30年前半ごろまで和菓子屋は皆忙しかった」と、元社長の中丸眞治相談役は語る。中丸氏は桔梗信玄餅の開発から約半世紀の間、売り込みに奔走した。
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[2020年3月2日]
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日本濾水機工業
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[2020年2月17日]
濾過機や水処理装置などの製造販売を手がける日本濾水機工業(横浜市南区、橋本美奈子社長)。創業者の橋本精士氏が病院勤務の経験から「水がきれいであれば」と考え、素焼き濾過筒(セラポア)製造方法を発明し、同社を設立。セラポアの製造と販売を開始した。
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[2020年2月17日]